「幸せの青い鳥」的リーディング

自由が丘まで、クリスタル・リーディングに行ってきました。どんなワークやリーディングを受けても思うのですが、気づきなり癒しのプロセスは、そのセッションを受けようと決める辺りから既に始まっているわけで、今回は、まさのその集大成のタイミングにリーディング・セッションの日がやってきたという感じでした。
・・・考えてみるとこれは当たり前ですな。そのプロセスの流れにのってるから「セッションを受ける」と決めるわけだし、会場まで足を運べるわけですもんね。
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今回の私の大きなテーマは「自分のルーツを知る」ということ。「自分のルーツを知る」とはどういうことなのか、ってことからして自分には曖昧でわからん、という感じ。でも知りたい!それがなければ根無し草のまま、迷子のまま、生きていくことになりそう・・・でもそれはいや!という気持ちがありました。
ところで私は最近全く新しい石を買っていなかったので、「どんな石を選ぶんだろう〜(ワクワク)」という気持ちもかなり有り。自分のルーツが分かった暁には、なにか素敵なニューフェイスが手元にやってきてくれるのでは・・・という期待も。
そんなこんなでセッション開始。セッションはケースの中から4つの石を選ぶことから始まりました。
結果==>アメシスト×2、トルマリン×2(主にピンク)。
どちらも一方は磨きで、一方は原石という違いはありましたが・・・。2種類ですね。しかもちっこい。その後リーディングの過程でもう一つ石を選ぶことになり、セッション中から気になっていた石を即ゲット!
結果==>フローライト。
オイオイ・・・アメシストもピンク・トルマリンもフローライトも、自宅の作業机目前のスペースに現在常に並んでる石じゃないの〜(^^;)。選んでから気がついたよ。トホホ。なぁ〜んだ、つまりはこれでいいのね。まさに「幸せの青い鳥」。探しているものはそこにあった、ということ。
今回のリーディングで体感した興味深い点は、リーディングしてもらった内容や、その場で感じて自分が言葉にしたことは、普段から自分でも考えるし思いつくことなんだけれども、今まで受け取れ切れてなかったことを、自然と受け取っている状態になっていたこと。これが噂に聞き及ぶところの”ヒーリング・パワー”ってヤツなのカシラ(^〜^)v。ある意味初めての体験?
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リーディングの結論としては「自分だってなかなか捨てたものじゃないゾ」という、すごくシンプルな自尊心の感じ方なんだけど、今までそれを受け入れることがなかなか出来ずにいたんだよね。うーん、それが、自然と「そのように感じられる」ようになっている自分。
もちろんリーディングの前までにあったプロセスは大きい。自分が何を望んでいて、何に不満を感じているのか、ものすごくタイトにつきつめるということがあった。これは話をひたすら聞いてくれたパートナーの存在のおかげなんだけれど。とにかくそういうこと全部ひっくるめて「あともうちょっとで風船が弾ける」というところまで満ちているものがあって、ぷちっと穴が開いたという感じかな。
私は自分の傷つきやすさを恥じていたし、もっと強く平気にならなくては、と思って失敗してきたけど(強くなったつもりで人を傷つけるようなことをしちゃったり)、この自分の繊細さは「才能」なんだと考えるようにしようと思う。
面白いことに、「繊細さは才能なんだよ。だからそれを残したまま図太い部分も育てていけば、とってもいい鍼灸師になれるよ」というヒーラーさんが言ってくれた台詞と全く同じ台詞を、私は前日に受けた学校付属の鍼灸治療院の先生からも聞いていたのでした・・・。これにしても全くもって「幸せの青い鳥」現象。必要な言葉はここに既に聞いていたってことですね。
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さらにもう一つ、「自分のルーツ」を知るということについて。リーディングの最中に「ああ、こういうことか」と腑に落ちることがあった。自分のルーツを知るということは、何で今自分はこれをこんなにもやりたくてやってるのか、ということを自分で納得する「何か」を心の奥深くで知ることだと思う。
その「何か」とは人によって千差万別だけれど、それが過去生からの流れであろうと、子供の頃の体験からであろうと、ある瞬間のインスピレーションであろうと、何でもいい。確実なのは、自分がそれをやりたいと心から願った瞬間があったのだということを、魂から納得できるとうことが大事なのだと思った。
魂から納得できるだけの厚みを持つ「物語」を汲みとること。それは、過去や未来の壮大な物語ではなく、人間としての日常の中で懸命に生きてきた自分のどんなささやかな些細なことも尊重してあげることで初めて実現するものなんだなぁと気づいた。そして、その物語は自分のビジョンの広がりと共に、見直され新しくなっていくものだ、ということにも気づいた。よい一日だった。