熱帯の蝶が導く道

2月2日、3日は、体調がすぐれず学校を休んだ。学校は休んだけれど、内面で仕上げたシゴトの密度は濃かったと思う。サイトの画像を入替えたりしたのもそのひとつ。熱帯の森に棲む蝶だ。蝶は古来より究極の変容の象徴とされてきたというが、この虹色の蝶たちの美しいことといったらない。ため息がでるぐらい素敵・・・。 
私たちも新しい未来を創るための変容を、痛みを通してではなく喜びを通して体験してゆきたいものだ、と強く願う。青虫からサナギ、サナギから蝶へと生まれ変わっていく過程も、エクスタシーに満ちたものなんじゃないかと想像する。
ところで、今朝とても恐い夢を見た。目覚めてからも、恐さの余韻で身動きがとれない程だった。・・・でもそれは、ある事柄を「恐い」を感じる認識のフィルターが不必要になったことを知らせる夢だったようだ。自分の正体を覆い隠すフィルターがとれたことで、これまで曖昧にしか感じられなかった自分のルーツに対する繋がりが、今はしっかりと感じられる。もちろん、目に見えるわけでもなく、耳に聞こえるわけでもないが、心の中でハッキリとその場所の存在を感じる。
まるで自分の内側にあるその場所に、現実の自分がスッポリと包まれているようだ。それは、とても落ち着くし安心する、よい感覚のすることで、これからはどこにいても、できるだけこの場所にいるように心がけようと思った。 
こういった流れとシンクロするように、近頃盛んに手元に居る石たちが語りだした。自分の光に気づくという事は、その光を輝かせる責任も受け入れるということだ、というのが、ここ数日で受けとった中で最も印象に残っているメッセージだ。